岡崎城の石垣
久しぶりに岡崎市を訪れました (その3)
岡崎城の石垣に関する資料を入手することが出来ました。
今回の岡崎訪問は、資料を見ながら石垣を見て回ることが、主目的です。
岡崎城の石垣は、長年にわたり改修・拡張がされてきたため、いろいろな積み方の石垣、曲線を描いた石垣などを見ることが出来ました。
石積みの種類
①
自然石積み (自然石をそのまま使用)
②
割石積み (割った石材を使用)
③
切石積み (割石をさらに加工した切石を使用)
鏡石 (天守台北面にある、2m×2mの大きな石)
横長石 (天守台東面には、自然石の長大な石)
一番高い石垣 (城内で最も高い石垣で、高さ11m)
転用石 (持仏堂曲輪の雁木(石階段)の脇に、城内で唯一の転用石(墓石)が使用されています。
じっくり見たけれど、墓石と他の石との見分けることが出来ませんでした)
撮影した画像が見当たらないので、パンフレットより借用
半円形の石垣
曲線を描く石垣
江戸切り
(角石の稜線を削り出し、一直線状に仕上げられています)
矢穴
(巨石から石垣用の石材を割取る際につく痕跡)
石垣断面図
(パンフレットより借用)
算木積み構造図
岡崎城図