嶺南の旅(5)
◎ 小浜城址 (小浜市)
小浜城は関ヶ原合戦後、若狭の国に封じられた京極高次氏により築城が始まりました(1601年)。
その後、1634年国替えにより酒井忠勝氏が武蔵の国・川越より小浜に入封(十一万三千五百石)。
忠勝氏は後に幕府大老に就任し、三代将軍家光公を補佐し活躍しました。
城は明治の廃藩置県まで酒井氏14代(237年間)の居城となりました。
現在は本丸部分だけが存在しており、小浜神社境内となっています。
小浜城は北側は北川、南側は南川、東側は湿地そして西側は海(小浜湾)と水に守られた全国でも珍しい水城(みずき)です。
天守台
本丸周囲の石垣
◎ 小浜神社 (小浜市) 藩祖酒井忠勝公を祀る
◎ 旭座(小浜市)
旭座は明治期の芝居小屋であり、福井県では現存する近代最古の芝居小屋です。
近代の芝居小屋は全国に3000以上あったとされ、現在では国内に30数ケ所しか現存していないとのこと。
旭座は劇場として建てられ、その後映画館・自動車修理工場・酒造店の倉庫としても使用された時期もあったとのこと。
平成28年に復元された旭座は、明治後期の姿に復元されています。
定員208名
桟敷と花道
左右に二階桟敷席
形が珍しい鬼瓦
レトロ調バス
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