嶺南の旅(6)
◎ 若狭彦神社・若狭姫神社 (小浜市)
若狭彦若狭地方の地方最古の神社で若狭一宮です。
若狭彦神社は714年に創建された若狭彦神社(上社)と、721年に上社から分祀された若狭姫神社(下社)の二社に分かれています。
両社とも本殿・神門・隋神門の3つの建物が一直線に配置されています。
〇 若狭姫神社
隋神門 神門・本殿(神門の左側は千年杉)
隋神門の内部 能舞台
千年杉 石灯籠
〇 若狭彦神社
隋神門 神門・本殿
若狭彦神社の参道は隋神門の前で屈折しています
夫婦杉
隋神門の内部
◎ 明通寺
明通寺略縁起によると、寺は征夷大将軍として蝦夷討伐で活躍した坂上田村麻呂公が堂塔を創建し、この地にあった一大棡樹(ゆずり木)を切って「薬師如来」「降三世明王」「深沙大将」の三体を彫って安置したとのこと。
本堂と三重塔は建造物としては福井県唯一の国宝です。
そして、お祀りされている仏像四体「本尊薬師如来坐像」「降三世明王立像」「深沙大将立像」「不動明王立像」は国指定重要文化財に指定されています。
建物は山に向かってほぼ一直線に建っています。
山門
本堂
三重塔
三重塔には『仏舎利』の代わりに正面に「釈迦三尊」、その裏面に「阿弥陀三尊」が祀られています。
塔の一階に真柱は無く、極彩色に彩られた四本の柱で支えられています。
深沙大将・降三世明王(パンフレットから借用)
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