火穴古墳  (浜松市指定史跡)

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火穴古墳  (浜松市指定史跡)

浜松市指定史跡である火穴古墳は、両袖式石室の古墳で西区深萩町にあります。

資料によると『火穴古墳の西側にある根本山とその周辺には、かって300基近い古墳があり、その中でも火穴古墳が最大の古墳と考えられている』とのことです。

火穴古墳  (浜松市指定史跡)
古墳の天井岩は、赤い岩が使われています。


火穴古墳  (浜松市指定史跡)
今まで、いくつかの石室を見てきましたが、主要部分に赤い岩が使用されているのは、はじめてです。


天井岩の一部と、古墳を覆っていた土が取り除かれていますが、石室の形状は良く残ってます。
火穴古墳  (浜松市指定史跡) 




  玄室




火穴古墳  (浜松市指定史跡)



玄室から羨道を見る
                                羨道の上に架かる丸太橋は、遊歩道用


火穴古墳  (浜松市指定史跡)




露出した天井岩







 火穴古墳
   形        円墳
   直径      22m
   高さ       4m
   時期      6世紀後半(約1400年前)

参  考
火穴古墳  (浜松市指定史跡)





  両袖式石室
  例 《 火穴古墳 》

火穴古墳  (浜松市指定史跡)













  片袖式石室
  例 《 蛭子森古墳 》





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この記事へのコメント
こんなところにも「古墳」があるのですねえ。
6世紀ってずいぶんむかしですよね~
でも、けっこうちゃんと整備されて残っていますね
Posted by 五十八五十八 at 2018年03月15日 01:44
五十八さんへ

いつもご訪問そしてコメントを、ありがとうございます。
浜松市内の主立った古墳は、約30ほどあるそうです。
古墳は、4世紀から7世紀ごろまで多く作られたようです。
地区の方々の尽力で取り壊されずに、残されてきたのでしょうね。
Posted by バンデンバンデン at 2018年03月15日 16:19
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火穴古墳  (浜松市指定史跡)
    コメント(2)