バンデンの食虫植物

浜松市染地台にあった辺田平（ヘタビラ）1号墳から出土した「見返りの鹿」が、浜松市博物館で開催されている『天竜川西岸の古墳時代』展に展示してあることを知り訪れました。


辺田平１号墳は全長約２０ｍの前方後円墳です。
開発で墳丘の大半は削られてしまっていたが、周溝から「鹿型埴輪（見返りの鹿）」や「弓引き人物形埴輪」などの破片が出土。



鹿型埴輪（見返りの鹿）
全体の３～４割の破片が見つかりました。
左前足の大部分の破片が見つかったことにより足の大きさが分かり、また頭部から首にかけての多くの破片が出土したので、首をひねっている（見返り）の様子が判明したことです。


















首部分　　　　　　　　　　　　　　　　左前足
色の変わっている部分が出土した破片

弓引き人物形埴輪
鹿を狙っているとみられる弓引き人物（狩人）の埴輪
左側が前姿、右側が後ろ姿（矢を入れる容器を背負っている）
















同一個体とみられる弓と矢を持った左手
　　　　　　　　　（人差し指と中指で矢（短い部分）を挟んでいる）










その他の展示物（一部）

馬型埴輪と人物埴輪












冑












陶棺









太刀と鉄剣